あんた。

日常に溶け馴染む五感

待ち伏せてよ、綻

 

向かいのマンション

オレンジに染め上がり

 

少年少女の帰りを知る

 

液晶 写る表情は

連れ出して欲しそうだった

 

 

 

自動車が過ぎるたびに

 

アスファルトが擦れる音に

 

身を委ねてしまっている

 

 

全て合間ってに浸って

のぼせてしまった

 


そう

大体 夜は消えたくなるものでしょ

 

そうなのよ

 

大体は曖昧に終わっていくの

 

 

 

 

何に関しても

不安は拭えないものだと思ってるけど

 

思ってるんだけど

やっぱ くらってしまうよな

 

 

 

 

何をしても

 

満ち足りて無いのは

いつものことで

 

 

私、今どこに向かってるだろな

 

 

 

漠然としているから

踠く時間が窮屈なのかな

 

決まってれば

踠くのも悪くないのかな

 

 

結局、

誰しも己に縋って

 

他を傷つけることで

 

自分を取り繕ってるんでしょ

 

 

 

都合がいいよな

 

 

そうなのよ

大体は曖昧に終わっていくの

 

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