あんた。

日常に溶け馴染む五感

こてんぱん猫舌girlは知覚過敏

一度、咲いた花は もう2度と咲く事はできないのでしょうか それとも許されないのでしょうか それとも受け入れられないのでしょうか 受け止めきれないのでしょうか 愛せないのでしょうか 必ず美しく咲く必要はあるのでしょうか ゆずれないものってなんだろう…

待ち伏せてよ、綻

向かいのマンション オレンジに染め上がり 少年少女の帰りを知る 液晶 写る表情は 連れ出して欲しそうだった 自動車が過ぎるたびに アスファルトが擦れる音に 身を委ねてしまっている 全て合間ってに浸って のぼせてしまった そう 大体 夜は消えたくなるもの…

週刊、呪文戦士

当たり前やん そんなんずっと消えたいわ 別に周りが眩しいわけでもないし、 別に周りが暗いわけでもない。 なのにどうして見えないのだろうか 何か悪いことしたかな〜私 してたんだろな、きっと。 そうであれよな 誰でもいいから ただ、お前が悪いと言ってく…

ハナクソがまだ柔らかいうちに

風で揺れた葉にさえ 怯えるような夜に 絶望が己を育ててくれたなんて そんなこと言えないよ "全ては己のために" そうこれが現在進行形の魔法の合言葉 あはは 主に優しくできないの もったいないな あはは 可哀想だなあ 他から言われたことは 受け入れなけれ…

増隠度maker理論

ネオン灯した、この街で 指折って数えれるような顔をした ブランコ揺らし帰る、帰り道 口ずさんでみたの 350ml、早くココから連れ出して 世間体も しょうもない環境も ダサい性格も 最近、流行りのあの歌も 生きているだけで 生きてるだけなのに ただ 精一杯…

瞬間、いぬかぶり

拝啓 こちらから観たら、 キラキラかもしれない社会 図書カードをもらえなくなって どれくらい経ったのだろうか。 申し遅れました、 こちらは 特技の欄に頭を抱え、 眠れぬ夜をつくってしまった プリティ脳もどき(ナリキリ)です 特技とは 特技って、なんだ…

エクストリーム伝説

寝静まったかのように見せかけの 光、差し込む居酒屋街 セミの泣き声が朝からうるさい 主は知らぬ間に夏にいた 元々、姿かたち 音も匂いも知らないない方が良かったのか、 それとも有ったものが 崩れ溶けてゆくのを 目の当たりにしなければならない方が良か…

真ん中からみたら、青の日

言われなくてもわかってるよ 知らない間に 脳味噌はシャバシャバになっている そして主のことを見透かしたかのように ニキビは沸き出ている やめろよな 生きてるだけで 疑問は山盛り溢れてくる 右を見ても左を見ても湧いてくる ほら、またあそこに落ちてるわ…

除菌

ナイトウォーク渋滞 はみ出してサイレント サラブレッド反省 シャットダウン敬礼 ハングリー混戦 エブリデイ合掌 スピリチュアル徘徊 アンコール接近 タイムアタック改善 メンタリズム直感 ハイテンション完敗 待ちわびてエモーション 取り乱したジレンマ 冷…

春、降る有限教室

べつに 信じてもらえなくていい 主は 主自身を疑って生きてきたし、 きっとこれからも疑ってしまう。 それが苦痛で仕方がなかった 悲しい事に、 どう頑張っても 脳の造りは変えられないらしいので なんとなく丸め込んで なんとなく慰めてきた。 でも よく考…

雨のち曇り時々、金木犀

いない夏でも暑かったから いない冬もきっと寒いし いる冬もきっと寒い 彼女は大きくなってから 会った記憶がない 共有した時間 という形は覚えいるが 覚えていることの方が少ない だけど、 波長が合っていた感覚は残っている いや?そう思いたいのかな そう…

遠退くあの夏の体温

何に悩んでいるのかわからないなあ わからないなあ わからないなあ いろんなものをゲットしちゃったし いろんなものが手からすり抜けていった ランドセルの色を選べなかったとか もうどうでもいい やりたい習い事をできなかったとか もうどうでもいい お年玉…

未完成という美学との共存

体育館にいるのに 踏切の音 教室にいるのに 小児科で流れていた オルゴールの音 家いるのに 地震速報のアラーム音 風呂にいるのに 信号機の音 自転車を漕いでるのに 家電の音 外部から鳴ってないのは わかってる 体内で鳴っている 急に始まって 止まらなくて…

想う思い重い

どうやら 母の腹のなかに 色々落っことしてきてしまった と言えばいいのか、 正しくは置いてきたと言うのか いや? そもそも造りが悪いだけなのか きっと両方だろうなあ なんて、また 自分自身ではない誰かのせい にしてしまうのだろう。 生まれたときに看護…

脳外失踪

ガラスから漏れる 冷たい色 金木犀の葉の輪郭を 優しく 囲い、撫でる 天から 落ちてくる音は アスファルトに潜り馴染む 漂う 匂い 擦れ 溢れ 舞う チョークの粉と退屈な箱の中で 無色透明と隣 窓際の最後列 左にあるオムライス星の手相をなぞる 気づけば い…

名脇役

人は誰しも 主人公で間違いないと思う 本人が主人公だし しかし 裏を返せば 誰もが背景で過ぎない 単純で複雑で ちょっと悲しくなる 君は主の背景で 主は君の背景で 生きられるこの時代に 主は主として 君は君として 主の時間を生きていたい 君の時間に生き…

人間感 人間観 人間環

絶賛 心を生育中 緻密なボキャブラリーの渦に 迷宮脱走を図った この心は いつだって今だって 未完成で 脆い いつだって今だって 静かに 着実に蝕んでいく 上手くことばに できないくらいが ちょうど心地よくて 特別感があって 素敵で愛おしいこともある こ…

水面赤化

誰が 放った訳でもない矢を 勝手に自分で刺してしまった、 気づいたら 刺さってたもんだから 抜き方が分かんなかった、 とりあえずいじくってみたら 余計 刺さって抜けなくなった。 心の置き場がない 寄りどころも 置き場所も、 見つけようとしてみた けれど…

むら褪め

自問自答ループ界出身 自己嫌悪職人 地区予選突破 シード権獲得 そんなこんなで もう18年もこの身を引きずり 酸素やら窒素やらに包まれた 汚いものを吸っている。 常に五感が窮屈でしんどい しかしこの感覚は、 主が主で生まれてきたから この環境にぶち込ま…