あんた。

日常に溶け馴染む五感

春、降る有限教室

 

 

 

 

べつに 信じてもらえなくていい

 

 

 

 

主は

主自身を疑って生きてきたし、

きっとこれからも疑ってしまう。

 

 

 

 

それが苦痛で仕方がなかった

 

 

 

 

悲しい事に、

どう頑張っても

脳の造りは変えられないらしいので

なんとなく丸め込んで

なんとなく慰めてきた。

 

 

 

でも

よく考えてみたら

主自身が主を信じられないくせに

誰が主の事を信じてくれるんだろうか

 

 

主自身を

主が信じれないのにもかかわらず

 

他の者に信じてもらいたいだなんて

都合が良すぎるし

 

信憑性もクソもない。

 

 

 

 

バカだった。

 

 

最強の守り(何かを保つという事)は

攻撃(挑戦し続ける)しかないのだ

 

 

防衛戦は守るだけでは

 

勝てないし、

 

進めない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはどこだ

全くみえないな

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとは人、

じぶんは自分って言葉が

 

 

いちばん

 

ひとは人、じぶんは自分

じゃない気がする

 

 


もう何もかもやめたい

 


もうなにも始めたりなんかしない

 


はじまらなくていいよ

 


どうせ終われないんだから

 

 

 

 

もしかしたらなんて

どうだってよくて

 

もしかしたらなんて

知らなくてよくて

 

もしかしてなんて

どうでもよかった

 

 

 

 

無敵ゾーンがこないから

何を選択しても

後悔してしまう

 

 

 

楽しいことも純粋に楽しめない

このめんどくさい脳みそを

完璧に飼い慣らす方法は

存在しないらしいわ

 

 

 

残念ながら、

これからもないらしい

 

 

 

 

どうせ後悔するなら

 

もういっそ戻りたいって後悔するほど

 

楽しいものにできたんだから

勝ちなんじゃないかな

 

 

という錯覚で丸め込む

という初期設定になっている

 

 

 

 

 

そう考えれるようになってから

ちょっとばかり、

己自身を信じてあげたくなった

 

しかし

分かっていても難しい事だ

 

 

‪なんでもいいから、

 

‪とりあえずうるさい‬

 

‪どうでもいいから‬

‪とりあえずうるさい‬

 

‪静寂も視覚も夢想も‬

‪全てがうるさい‬

 

‪見えなくていいよ‬

 

わからないから

わからなくなって

 

わからないのが、わからないから

 

わからないのが

 

わからなくなる

 

 

 

春、降る有限教室

 

廊下のゴミ箱の中に

広がってる宇宙を主だけが知ってる

 

 

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